当地区は京成押上線京成立石駅の北口側に近接した「葛飾区立石四丁目・七丁目」に位置しており、駅前の商業地として長らく発展してきましたが、道路等の都市基盤が未整備のまま市街化したため、細街路が多く、老朽化した木造家屋等が密集するなど、防災上大きな課題をかかえています。
当地区の市街地再開発事業は、適切な土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに、防災性の向上及び居住環境を改善し、安全・安心に住み続けられる生活環境の創出、駅前商業地としての魅力をさらに引き出し、賑わい・交流の場の継承と充実、道路交通基盤としての交通広場等の整備とインフラの強化を目的としています。

立石駅周辺の中心的な場所として、賑わいと緑の連続する歩行者空間整備による、まちの骨格軸を形成し、交通広場を中心に東西両街区の低層部を商業・公益的施設等の用途とし、地域としての一体性を図り、かつ東西両街区に高層建築物を計画し、両街区が一体となったまとまりと統一感のある魅力ある駅前環境を形成します。